- Gitを学んでみたいけど、よくわからないな
- Git初心者が学ぶのにおすすめの本とか知りたいな
- 入門者向けの簡単な本を教えて欲しい
こういった方に、おすすめの書籍を3冊ご紹介します。
私は普段からバージョン管理ツールとしてGitを使っています。
そんな私も、この業界に入ったころはGitのギの字もしりませんでした。
しかし、Gitの入門書で全体の概要を掴んでからはGitを使うことに抵抗を感じなくなり、すぐに実務で一通り利用できるようになりました!
そのときに読んだ本やおすすめされた本の中から、Git入門におすすめの書籍を3冊ご紹介しますね。
Git入門におすすめの本3選
Gitの超入門としておすすめの書籍をご紹介します。
Gitの解説書の中でも取っつきやすいものを選んだので、非エンジニアの方でも問題ありません。
まずはこれらの本を読んで、「Gitとはどういうものか?」という全体像を把握していただければ、今後の学習がスムーズに進むと思います。
『わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門』
Webデザイナーを目指す大学生のわかばちゃんが、ゼミの(変わった)教授のもとで1からGitを学んでいくというスタイルの本です。
とにかく、お話し部分が漫画になっていて登場キャラクターも可愛いので、とても読みやすいです。
また、Gitは知らない概念や用語が多くて難しいというイメージがあると思います。
しかし、Git初心者のわかばちゃんを中心にお話しが進み、初心者がつまずきやすい点もわかりやすく丁寧に解説されているので、共感・理解しやすい内容になっています。
加えて、本書ではGitのクライアントとしてSourceTreeを用いているのですが、操作方法なども実際の画面に番号を付して解説しているので、とにかく画面の通りに操作すれば良いという安心感があります。
練習用のリポジトリ(Gitで管理する倉庫のようなもの)も用意されているので、手を動かしながら学習もできる点が優れていると思います。
- 漫画形式で読みやすい
- わかばちゃんを通してGit入門者がつまずきやすい点を理解できる
- 実際の画面を用いているので視覚的に理解しやすい
- 実際に手を動かして学べる環境が用意されている
- Gitの超入門書を探している方
- 漫画好きの方
- キャラクターの絵が好みの方
- GitHubを使う予定、または使いたい方
- SourceTreeを使う予定、または使いたい方
『Gitが、おもしろいほどわかる基本の使い方33』
エンジニアと一緒に働くデザイナーやディレクターの方が理解できるよう、Gitを使う際のポイントを豊富な図やイラストと共に解説している本です。
エンジニアと同じ現場で働く非エンジニアの方にとって、Gitはコマンドで利用する敷居の高いものというイメージがあるかもしれません。
しかし、本書ではGUIツールのSourceTreeの利用を前提としており、デザイナーやディレクターの方でも手軽に学習できる内容となっています。
後半の解説が、Gitをチームで運用することを前提としたものになっている点もポイントです。
こちらも実際に利用できる学習用リポジトリが用意されているので、GUIで手を動かしつつ学習を進めることができますよ。
また、本書はChapterの冒頭に解説用のイラストやポイント、SourceTreeで使用する機能などが明記されているため、学習の際にChapterの全体像を把握しやすくなる工夫がされています。
解説も項目ごとにまとまっていて、かつ説明用の画像も豊富なので、読んでいて詰まってしまう心配はありません。
全体的に参考書に近い雰囲気があるので、重要な点を理解しやすく効率的に学習することができます。
- Chapterごとに内容がまとまっている
- 実際の画面の画像が豊富でわかりやすい
- 参考書のような構成になっていて効率的
- 実際に手を動かして学べる環境が用意されている
- 業務で必要な最低限の知識を網羅したい方
- エンジニアと同じ現場で働く非エンジニアの方
- チームでのGit運用を考えている方
- Bitbucketを使う予定、または使いたい方
- SourceTreeを使う予定、または使いたい方
『サルでもわかるGit入門』
チケットベースでのプロジェクト管理ツールとして有名なBacklogが運営する人気の解説サイトを書籍化した本です。
参考:サルでもわかるGit入門
この本のベースとなったサイトは私も何度もお世話になりました。
Web上ではGitを学ぶ際に必ずといっていいほどオススメされる人気サイトです。
上記のサイトを見ていただければわかりますが、どの項目もとても丁寧に解説されているので、Git入門の方でも安心して学習することができます。
付録としてついている逆引きGitもおすすめです。
これを使うと、Gitでやりたい内容をもとにその方法を調べることができるので、辞書代わりに利用することができます。
Gitでできる内容は幅広いので、こういったものが1つあると、仕事が効率化されると思います。
また、本書はGitの運用ルールについても記載されている点もポイントです。
Gitを効率よく運用するルールとして「Git Flow」というものがあるのですが、そちらについても解説されているので、プロジェクトにGitを取り入れるか検討している方にもおすすめだと思います。
- Web上で人気なサイトの書籍化
- Gitの運用ルールも学べる
- 課題管理ツールとの連携も説明されている
- 逆引きGitが便利
- プロジェクト管理ツールとの連携を考えている方
- Gitの運用ルールにも興味がある方
- チケットベースでGitを利用したい方
- Backlogを使う予定、または使いたい方
- SourceTreeを使う予定、または使いたい方
終わりに
今回はGit入門におすすめの書籍を3冊ご紹介しました。
「Gitを学びたいけど何から手をつければ良いかわからない」という方は、まずこれらの本を読んで全体像を把握してみてください。
Gitのことがぼんやりとでもわかるようになると、相手が話している内容やWeb上の記事の内容を理解することができるようになります。
まずは自分にできるところから始めてみましょう!